生理前に過食気味になる方は居ませんか。これはホルモンの影響で起こるのでご自身で制御することは難しいと言われています。しかし制御できないわけではありません。今回は、生理前に加速する食欲(特に甘い物を欲する気持ち)を抑える方法をご紹介しましょう。
カロリーの無い物で代用してみよう
生理前に食べたい物は高カロリーが多いので、出来るだけカロリーの無い物で代用しましょう。お勧めはおからクッキーやシリアルビスケットです。食物繊維が豊富ですし、何か飲み物と一緒に食べることで満腹感を得られるでしょう。
また、甘いものではないですが海藻系も満腹感を得られるのでスープなど水分と一緒に摂ると良いでしょう。カロリーが低い物でも沢山食べればそれだけカロリーを摂取することになりますので、あくまでも少量の摂取をお勧めします。
ハーブティーを飲んで高ぶる神経を落ち着かせよう
甘い物や何かを食べたい気持ちは、神経が高ぶっている状態と言えます。特に生理前はホルモンの影響でイライラしがちになるのでコーヒーや紅茶などのカフェイン系の飲み物を控えてハーブティーを飲むことをお勧めします。
ラベンダーやカモミールなど気分を穏やかにするハーブを淹れ、香りも楽しみましょう。どうしても甘みが欲しい時には、ハーブティーに少量のハチミツを入れると良いでしょう。カモミールには利尿効果があるので、デトックスにもなり一石二鳥です。
食べたい気持ちを匂いで遠ざけよう
甘い物を食べたい気持ちは、アロマオイルで遠ざけましょう。例えばグレープやレモン、フェンネルの香りには食欲を抑える効果があると言われています。特にフェンネルは、女性ホルモンと似た働きがあり、生理期間中の腹部痛を和らげる効果もあるのでお勧めです。
また、実際にバニラやチョコレート系の甘い香りを嗅ぐことで同じく食欲を抑える効果があるので、ボディクリームやリップクリーム、香水などを甘い系で統一することもお勧めです。
何かに集中してみよう
ポップコーンを持って映画館へ入ったのに、いつの間にか手が止まり作品に心奪われていたなんてことはありませんか。集中することでポップコーンの存在を忘れてしまったのです。今食べたい、チョコやケーキへの気持ちをひとまず別の何かへ向けましょう。
例えば、テレビやゲーム、小説など自分が夢中になれる物へ気持ちを転換させるのです。集中した後にはもっと糖分を欲するかもしれませんが、そんな時にはこれまでご紹介した方法をお試しください。